オーバーヒート
こんにちは、なんだかオーバーヒートしてます木野です
まず先に謝っておきます、オーバーヒートなんてできない社会の皆様、ごめんなさい
私は何かと動くのが好きです
とは言ってもまぁなんでもかんでも、というわけではなく一応選んで自分の許容範囲内でがんばっているつもりでした
しかし、家族からクレームがきました、家のことにも目を向けろ、と
うちの家族は私と高校生の弟、共働きの両親の四人家族です
家族みんな忙しいとなると家の維持が大変です
私も中学までは色々家事等やってきました
まぁやらなければ風呂も晩飯も、へたすりゃ家にも入れてもらえませんでしたから
けど高校になり、自分の世界が広がるにつれて自分のやりたいことが増えて、家にいてもどこにいても、わき目も振らず、足元も見ず、自分のことをどんどんやってきました
それまではボケーっと日本のノーマルな生き方よろしくただ学校に行き、ただ部活をし、ただ遊び、ただ家事を手伝い、ただただ生きてまいりました
しかし高校に入り、新聞部に所属し、社会を見て、「ただただ」では終わらない、終わらせない人々を見て自分ももっと自分の思う、自分が自分の意識で選ぶ道、もっと広い目でもっと沢山のものを見て、今までよりももっと色んなことを知り、そして其の中から道を選んでみたい!!
と、そう思うようになりました
そうしていろいろなことを調べ、出来る限りを体験してきました
もちろん全部が全部上手くいくわけでもなく、失敗もあれば挫折も、途中で諦めなければならないこともありました
そうやっていろいろなことをしていくうちに、なんとも言えない「鬱」な気分になりました
そのときは何が理由なのかよくわかりませんでしたが、今思うとなんでもかんでもやりすぎて自分の許容量を超え、オーバーヒートしてしまっていたのだと思います
其のときには学校も、その他の活動も、全部捨てて部屋に閉じこもり、そして家をでて自転車でただひたすら走り続け、そして戻り、また学校に行き、いろんな人に心配をかけつつもまた動き出すことに成功しました
そして今、また同じようなことになりつつあります
しかし今回は高校の時と違い、「責任」というものがあります
まぁ「責任」以上に途中で投げ出すことへの罪悪感、それよりもさらに「こんなところで立ち止まりたくない!!」そんな気持ちがあります
少し話の筋が変わってしまうかもしれませんが、今回のことには理由があります
最初に書いたように私の家族は何かと忙しいです
父親は「家族のために」とがんばって、時には休日さえ無く働いています
母親は「自分の夢の実現を」と仕事をし、さらに家事もがんばってやっています
弟は、まぁあまり話さないので良くわかりませんが中学の時登校拒否をしていたのに高校に入ってからはしっかり学校に行き、そして部活をがんばっています
私は出席日数が足りず、成績もほぼ最下位爆走だったのに担任の先生等の配慮により、かろうじて卒業、進学できました
そして今はそうしてがんばってくれた先生方への恩義もあり、高校生活をオーバーヒートによる欠席大王として過ごした日々を一変し「欠席を無くそう!!」と決意し、実際にそうしてきました
そして自分に色々なことを体験させていく、けど今度はオーバーヒートしないように気をつけながら!!
さらに今までそういう資金を親に完璧に負担してもらっていたのだからそれくらい自分で稼がなきゃ、と始めたバイトも、色々な活動とバイト、学校、そしておばあちゃんが資金を出してくれた教習所
時間のやりくりは大変で、家のことは何も出来ないから、せめて自分の食べたものの洗い物くらいは、と、微々たる物ながらそういうこともやり
そして色々な人に支えてもらいながらだけどがんばってきました
しかしここにきて、自分の中で家族が枷になってきました
家族は私にこう言います
「育ててやってるんだから家事ももっとしろ」
「学費出してやってるんだからバイト代家にいれなさい」
「家に居させてやってる」
「飯を作ってやってる」
「洗い物もしてやってる」
「洗濯もの干してやってる」
このように、ことあるごとに「~やってやってる」と言います
さらにもっと家に尽くせと
そして「これだけやってもらって、感謝してる?」、と
確かに私はまだまだ子供で、いろいろ親にやってもらわなければ満足に動くことも、生きていくことすらできません
親の言うことは正論です
そして今は洗い物(家族の分も含め)をしなければ部屋に怒鳴りこまれ
家に対してほとんど何もせずに色々活動して、疲れてるところに「あれやれこれやれ」
そして「~やってやってる」と言われ
そう言われたのに対して「それは少し違うんじゃないのか?」と言えば
「アンタ最近おかしい、狂ってる」と言われる
確かに家族全員全力でがんばっているのは解るし、自分が家族にとってなにも貢献しないどころか、ただの枷ににかなっていないことは解っている
しかし、だからといってこのような言われ方をしながら、日々を過ごしていくのはつらい・・・
そして今、また自分がオーバーヒートしつつあります
いや、すでにしているのかもしれません
今日は学校を休んでしまいました
高校の友達に「この俺が一日も休まず、遅刻すら無いねんで!!」
といったのに対し、すごく喜び、ほめてくれたことがあります
普通の人にとってはあたりまえなこと
しかし「私」にとってはすごいこと
私の歩む道
私を歩ませてくれる人々
私が歩む意味、理由
家族はどこまで理解してくれているのか解りません
今回の文章はあくまで私観点なので完璧に事実を表現できているのかわかりません
私は自分が子供の意見を言っていることは解っています
けど、なぜ家族よりも、血のつながりも、過ごした時間も
今は、周りの友人の方が私に安息と、もっと先に進むエネルギーを与えてくれるのでしょうか?
両親はこう言いました
「そんなもの、他人だから気も使うし、家族とは違うからあんたの悪い部分とかもしっかり見えてないのよ」
と
嫌いです、そんなこと言う親
たしかに、それも確かに間違っているわけでは無いのでしょう
けど、私はそんなことばも、悲しい言葉を家族から聞きたくありません
おばあちゃんはそういうところを解ってくれます
だから私はおばあちゃんが好きです
けど両親はこういいます
「そりゃ孫は可愛いだろうし、あんたがおばあちゃんをそう言うのは私たちよりお金くれるからでしょ?」
悲しいです、そんなことを言う親
色々、解らなくなりました
私はどうすればよいのでしょう?
私は、何を正せばよいのでしょう?
私は、何をなくせばよいのでしょう?
私は、新しく何を始めればよいのでしょう?
私は、誰の言葉を信じればよいのでしょう?
私は、私の中の思いにしたがって動くことは、私の思いは間違っているのでしょうか?
私は、私は、私は・・・・